地元で60年以上塗装業を営んでいる会社です。解りにくい塗装の世界をなるべく日常目線でお伝えしていきたいです
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日に日に寒くなってきました。
今朝の最低気温は、なんと-13.8度。
朝6時ごろの気温です・・。凍ります。。あ、しばれます ですw
年末に差し掛かり、気忙しい事と思いますが、年末年始の
お休みが楽しみーと言う方も沢山いらっしゃると思います。
旅行や外出の予定が特になく、お家に居らっしゃる方で
模様替えやDIYを検討されている方もいると思います♪
そんなDIYをご検討の方のために少しだけDIY塗装の話を。
基本的には、殆どの素材に対応して塗る事が出来る塗装。
しかし、塗料の相性や用意する道具、工程など 調べる事も多く
重い腰を上げるのが億劫という方も多いはず。
良く検索される中で多いのが、壁の塗装と、家具の塗装です。
今日は家具の塗装で。
現在持っている家具の殆どは、既に塗装済みの物だと思います。
木製の家具については、塗装したいという方が本当に多いです。
家具塗装は特殊になり、塗装業と言うよりは家具業になります。
そんな特殊な家具塗装の中でも本当に多いのが
テーブルの塗装です。
古いテーブル(10年以上前)には大概、ウレタン塗装がなされております。
(比較的新しいものについては後述にて)
一応、塗装する前に天板の裏を覗いてみてください。
そこに小さく塗料の種類が書かれている事があります。
ウレタン塗装 などです。
確認できなくても古いものであれば、ほぼ間違いないと思いますが
うるしなどの可能性があれば、塗装は避けましょう。
さて、テーブルですが、可能なら分解します。
用意する材料は、新聞紙、ビニール(レジャーシートやブルーシートでも可)
マスキングテープ、紙やすり 目の細かいもの 目の粗いもの 二種類
木部塗装用塗料(出来ればウレタン塗料)仕上げ用クリア塗料 バケツ 刷毛 軍手
まずはテーブルはレジャーシートやブルーシートの上に載せます
分解できてもできなくても、まずはテーブル、テーブルの脚など
塗装するところ全てに紙やすりをあてます。
粗めの紙やすりをあてて、天板がピカピカ光らなくします。
この作業は、天板に塗装してあるクリア塗装をはがすのが目的です。
何となく天板が白く傷ついて来たら、目の細かいほうの紙やすりで
さらに磨きます
この作業は、こすった天板を綺麗に仕上げるために傷を細かくする作業です
こすり終わったら、天板に乗っている粉を落とすために、綺麗な刷毛
若しくはお手持ちのホウキや、掃除機などで天板の粉を落とします。
バケツに、市販の木部用塗料をうつします。
木部用塗料は、出来れば水性と書かれたタイプでウレタンの物を選ぶと良いです。
塗装されている家具に塗られているのは油性のウレタンの場合もあります
この場合は、より綺麗に最初の目あらしの工程がなされると塗れます。
刷毛を使って、同じ方向になるべく途中で辞めず、端から端まで
一気に刷毛をひいて塗ります。
この作業を数回繰り返し、ムラになっていないか、確認します。
缶の表示時間通りに、乾燥時間を設けます。
時間になったら目立たない部分を指で触ってみて、ベタベタしなければ
仕上げのクリアを塗装します(艶消したい場合は艶消しのクリアが売られております)
この時、クリア塗装は一度、多くても二度にし、絶対に厚く塗らないようにします
(乾かないため)
もし、ムラになってしまったり、もっとクリアを厚く塗りたいと思う場合は
最初の工程後、乾燥時間をおいてもう一度クリアを塗ってください。
一度に塗るといつまでもベタベタし続けます。
缶の表示時間通りに乾燥時間を設けます。
時間になったら、さいど触って確認します。
乾燥が確認されたら、組み立てて完成です。
マスキングテープは組み立てる前にビスが付いていた金具などを
保護するために使います(塗料が入り込まないように)
以上でテーブル塗装は終わりです。
簡単なようでいて一番難しいのは素地の調性です。
やはり、やすりをどれだけ綺麗に掛けるか で仕上げが随分変わっています。
*ここ5年以内に購入したテーブルまたはテーブルの裏を見ると
UV塗装と書かれているテーブルの場合の再塗装は難しいです。
UV塗装とは、工場で紫外線で硬化するタイプの塗料を使用していて
とても固い塗料です。
紙やすりなどで、天板の塗料を剥がすのは困難を極めるため
新しく塗る事が不可能の場合が多いです。
どちらか解らない場合は、目立たない場所を一度やすりをかけてみると良いでしょう
ただし、脚はUV塗装されていないという場合もありますから要注意です。
長くなりましたが 役に立つでしょうか?
テーブル塗装、ぜひトライしてみてくださいね。
今朝の最低気温は、なんと-13.8度。
朝6時ごろの気温です・・。凍ります。。あ、しばれます ですw
年末に差し掛かり、気忙しい事と思いますが、年末年始の
お休みが楽しみーと言う方も沢山いらっしゃると思います。
旅行や外出の予定が特になく、お家に居らっしゃる方で
模様替えやDIYを検討されている方もいると思います♪
そんなDIYをご検討の方のために少しだけDIY塗装の話を。
基本的には、殆どの素材に対応して塗る事が出来る塗装。
しかし、塗料の相性や用意する道具、工程など 調べる事も多く
重い腰を上げるのが億劫という方も多いはず。
良く検索される中で多いのが、壁の塗装と、家具の塗装です。
今日は家具の塗装で。
現在持っている家具の殆どは、既に塗装済みの物だと思います。
木製の家具については、塗装したいという方が本当に多いです。
家具塗装は特殊になり、塗装業と言うよりは家具業になります。
そんな特殊な家具塗装の中でも本当に多いのが
テーブルの塗装です。
古いテーブル(10年以上前)には大概、ウレタン塗装がなされております。
(比較的新しいものについては後述にて)
一応、塗装する前に天板の裏を覗いてみてください。
そこに小さく塗料の種類が書かれている事があります。
ウレタン塗装 などです。
確認できなくても古いものであれば、ほぼ間違いないと思いますが
うるしなどの可能性があれば、塗装は避けましょう。
さて、テーブルですが、可能なら分解します。
用意する材料は、新聞紙、ビニール(レジャーシートやブルーシートでも可)
マスキングテープ、紙やすり 目の細かいもの 目の粗いもの 二種類
木部塗装用塗料(出来ればウレタン塗料)仕上げ用クリア塗料 バケツ 刷毛 軍手
まずはテーブルはレジャーシートやブルーシートの上に載せます
分解できてもできなくても、まずはテーブル、テーブルの脚など
塗装するところ全てに紙やすりをあてます。
粗めの紙やすりをあてて、天板がピカピカ光らなくします。
この作業は、天板に塗装してあるクリア塗装をはがすのが目的です。
何となく天板が白く傷ついて来たら、目の細かいほうの紙やすりで
さらに磨きます
この作業は、こすった天板を綺麗に仕上げるために傷を細かくする作業です
こすり終わったら、天板に乗っている粉を落とすために、綺麗な刷毛
若しくはお手持ちのホウキや、掃除機などで天板の粉を落とします。
バケツに、市販の木部用塗料をうつします。
木部用塗料は、出来れば水性と書かれたタイプでウレタンの物を選ぶと良いです。
塗装されている家具に塗られているのは油性のウレタンの場合もあります
この場合は、より綺麗に最初の目あらしの工程がなされると塗れます。
刷毛を使って、同じ方向になるべく途中で辞めず、端から端まで
一気に刷毛をひいて塗ります。
この作業を数回繰り返し、ムラになっていないか、確認します。
缶の表示時間通りに、乾燥時間を設けます。
時間になったら目立たない部分を指で触ってみて、ベタベタしなければ
仕上げのクリアを塗装します(艶消したい場合は艶消しのクリアが売られております)
この時、クリア塗装は一度、多くても二度にし、絶対に厚く塗らないようにします
(乾かないため)
もし、ムラになってしまったり、もっとクリアを厚く塗りたいと思う場合は
最初の工程後、乾燥時間をおいてもう一度クリアを塗ってください。
一度に塗るといつまでもベタベタし続けます。
缶の表示時間通りに乾燥時間を設けます。
時間になったら、さいど触って確認します。
乾燥が確認されたら、組み立てて完成です。
マスキングテープは組み立てる前にビスが付いていた金具などを
保護するために使います(塗料が入り込まないように)
以上でテーブル塗装は終わりです。
簡単なようでいて一番難しいのは素地の調性です。
やはり、やすりをどれだけ綺麗に掛けるか で仕上げが随分変わっています。
*ここ5年以内に購入したテーブルまたはテーブルの裏を見ると
UV塗装と書かれているテーブルの場合の再塗装は難しいです。
UV塗装とは、工場で紫外線で硬化するタイプの塗料を使用していて
とても固い塗料です。
紙やすりなどで、天板の塗料を剥がすのは困難を極めるため
新しく塗る事が不可能の場合が多いです。
どちらか解らない場合は、目立たない場所を一度やすりをかけてみると良いでしょう
ただし、脚はUV塗装されていないという場合もありますから要注意です。
長くなりましたが 役に立つでしょうか?
テーブル塗装、ぜひトライしてみてくださいね。
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